自然栽培米とコクゾウ虫(お米の話No82)

 

お米の話No82自然栽培のお米とコクゾウ虫

 

2年前に収穫された自然栽培のお米を我が家の廊下に保存してあります。保存というほどでもなく、置きっぱなしという状態ですが・・・・。

その自然栽培(無肥料・無農薬)のお米は、2年普通に保存して、夏場を2回を超えていますが、まったく、虫が出てこないんです。

普通は、コクゾウ虫が夏場を過ぎるると、わんさかと、出てきて(生まれて?)。白いお米や玄米の袋の中のお米を食べつくす勢いなんですが・・・。

このコクゾウ虫というのが、自然栽培のお米には、まったくいない。しかも、お米が古くなった時に出る「古米臭」もわずかしかしないんです。

保冷庫に入れていたわけでもなく、30kg入りの茶色い袋に入れて、直射日光にあたらない、廊下に置いてあるにも関わらずです。

当然、夏場は室温でも25度~30度を超えることもあると思うんですが・・・。
ある自然農法の農家さんに聞いたところ、虫のほとんどが化学肥料に寄って来ると言ってました。それを、農薬などで被害を少なくする。という構図らしいです。
もちろん、無肥料の自然栽培の作物にも虫は付きますが・・・数はすくないそうです。

あれこれ調べると無農薬のお米には虫が付きやすいと言われますが、それは、化学肥料や有機肥料を使用した場合みたいですね。収穫が少なくても無肥料であれば、農薬もあまりいらないということなんでしょうか?

ともあれ、家内に怒られないように何年持つかしばら廊下に置いておこうと思います。(しん)


タグ: , ,

コメントは受け付けていません。